アパレルを辞めたい?転職を見据えての対策法を販売経験者が解説します。
私は以前アクセサリーの販売員をしていました。本来はCADオペレーターの仕事に就き、比較的高収入を得ていたのですが、次の仕事がなかなか決まらなかった事をきっかけに、取りあえずという気持ちでこの仕事を始めました。ところが、いざ始めてみると様々な事情でなかなか辞めることが出来ず、結局8年間続けました。アルバイトから正社員になり、ついには店長にまでなってしまいました。
私は、この仕事を続けるべきか、辞めるべきかを毎日迷うようになりました。向かない仕事をして、皆様に迷惑をかけるよりも、本来デザイン科を卒業している私は、やはりCADオペレーターやクリエイティブ関係の仕事に戻りたいと考えていたからです。それに、よくよく思い返すと、特に店長になろうという目的を持っていた訳でもなく、ただ何となく続けていく事が出来ただけでした。ショップの店長の仕事は、対人ストレスも多く、その上労働時間も長くなりがちです。気性の荒い人が周囲にいたり、勤務先が変わったりと気分も常に不安定でした。せっかくの機会を頂いているのだから頑張ろうと思っても、CADオペレーターを黙々としていた頃の自分の方が賢かったような気がして、仕方がありませんでした。それにサービス業で役付き手当がついても、CADで得ていた収入の方が良かったのもあります。今はまだ良くても、後何年続けていけるだろうと考えると、30代前半で早い内に、辞めてみる方が良いだろうと判断しました。
辞めて良かったなと思う事はたくさんあります。やはり向かない仕事を無理して続けていた時は、卑屈な気持ちになる事が多かった様な気がします。
何年も続けた仕事を急に辞めるのは大変ですが、本当にこの職業は自分に向いているか?を問う事が大切な気もします。やはり、つなぎの仕事でも良いので次の仕事を決めてから辞める事をお薦めします。
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