アパレルを辞めたい?転職を見据えての対策法を販売経験者が解説します。
このブランドが好きだからここで働きたい、オシャレがとにかく大好き、洋服大好きだからセレクトショップで働きたい!と夢を抱いてアパレル店員に誰もがなったことでしょう。
実際に女子大生のなりたい職業第4位にモデルと並んでアパレル(ショップ店員)となっています。その理由としては目標になる人がいるから・面白そうだから・好きだから・憧れているからとなっています。(GIRLS’ TREND研究所より)
ではなぜ憧れていたアパレル店員になれたのに辞めたい、もしくはお店を変えたいと思ってしまうのでしょうか。その大きな理由としてはふたつあります。一つは人間関係にあるでしょう。アパレル店員の世界はとても狭い世界です。一店舗何坪という大きさの中で何人もの人が一緒に働いていきます。その中でも店長・副店長・マネージャー・ショップ店員と色々な役割の人がいますね。その中で自分がどこを目指すのか、コミュニケーションをうまくとるにはどうしたらいいのか、などアパレル店員に限らずどんな仕事でも考えていかなければいけません。
その方法としてはまずショップ内におけるキーマンを探しましょう。キーマンというのはショップで一番影響力を持っている人です。気をつけなければいけないのは基本的に毎日ショップにいる人の中でのキーマンということです。エリアマネージャーなどたまにショップに顔をだすような本社の人ははずして考えましょう。キーマンを定めたらできるだけその人の真似をして、積極的に指示を仰ぎましょう。憧れて嫌な気持ちになる人はひとりもいませんから。キーマンですからその人に気に入られてしまえば働く環境は劇的に良くなるでしょう。
心からその人に憧れていればそもそもお店を変えたいと思わないでしょう。
その人と表面上でもそういうコミュニケーションをとれるかどうか、そこが一つのお店を変えるかどうかのポイントとなるでしょう。
アパレル店員というのは想像以上に体力勝負です。トレンド最先端でオシャレな華やかな世界とはかけ離れた現場です。棚卸しの際には重い段ボール箱を何箱も運びますし、毎日何十着、何百着と洋服を触ると手も荒れたりもします。何より一日中立ち仕事なので腰痛に悩まされる方がとても多いです。
ではどうしたら少しでも腰痛を和らげる、もしくは予防する事ができるでしょうか。そのためには仕事中のストレッチが最も重要です。やり方は数えきれないほどありますが一番手っ取り早く効果的なのはつま先立ちを繰り返すことでしょう。また1時間に1回は大きく腕を回してできることならラジオ体操のような運動ができる環境であれば最高です。ラジオ体操は言い過ぎですが適度なストレッチやお客様がいない時間帯などショップ内でストレッチが許されるかどうかがショップを変えるべきか変えないべきかの判断のひとつにして良いかと思います。
忘れてはいけない事は自分の身体を壊してまで続けるべき仕事はひとつもないということです。何より自分の精神的・身体的に健やかな状態を保てるかどうかを判断基準にしてみてはいかがでしょうか。
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